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SOYJOY音楽物語inJAPAN 2009SPRING」の公開収録のため、上海を訪れた加藤さん。空港にも200名近くのファンが訪れ、熱烈歓迎を行った。
―中国・上海の印象は？
勢いというか、人のパワーをものすごく感じます。立ち並ぶ高層ビル群は、まるで近未来の映画のよう。見れば見るほど、都会だなぁって思いますね。刺激的なこの街に、アーティストとして来ることができてとてもうれしいです。
―中国のファンの印象は？
空港や会場での歓迎ぶりに驚きました。ファンのみんなから、俺のことをもっと知りたい、私たちのことをもっと知って欲しいという強い気持ちが伝わってきました。そんな彼女たちが一生懸命僕に何かを伝えようとしてくれているんだけど、言葉が分からず、もどかしい思いをした場面がありました。彼女たちに、もっと近付くためにも、中国語を勉強したいですね。

―公開収録の感想は？
俺たちが話す日本語を、通訳がなくてもファンのみんなが理解していることに驚きました。ライブでも一緒に歌ってくれたり、声援を送ってくれたり、反応が大きくてとても楽しかったです。


―今回の滞在で「やり残したこと」はありますか？
ゆっくり街を散歩してみたかったですね。あとは、上海蟹！次回は蟹のシーズンに合わせて来たいと思います(笑)。

―中国でもミュージカル「テニスの王子様」は人気があります。加藤さんにとってテニミュとは？
この舞台を通じて俺を知ってくれた方も多く、アーティスト・役者としての「原点」ともいえる作品です。 チームで協力しながらひとつのものを作りあげる大切さ、演じる楽しさを教えてもらいました。

―仮面ライダーシリーズにも出演されました。加藤さんの子どもの頃のヒーローは誰？
仮面ライダーやウルトラマン、ドラゴンボールの孫悟空。仮面ライダーを演じることが決まった時、自分があこがれたヒーローになれることはうれしかったけど、その分プレッシャーも大きかったですね。現場を離れても、子どもたちにとって俺は「加藤和樹」ではなく、「仮面ライダー」。これからも子どもたちの夢を守っていける役者・アーティストでなければと、強く思います。

―アーティスト、俳優の魅力について。
俳優は自分ではない誰かになって、いろいろな人生を生きることができるのがおもしろいですね。アーティストは自分が一番やりたいこと。俺の思いを直接表現できるところが魅力です。

―加藤さんはクールなイメージがあります。実生活もやっぱりクール？
そんなことはないですよ！友だちとくだならないことを言いながら、バカなこともする、普通の24歳の男です(笑)。

―加藤さんは「健康マニア」だそうですが、最近ハマっている健康法は？
水ですね。水を意識して摂るようにしています。代謝が良くなって、体調が良くなった気がします。他にも、出かける時にはマスクをしたり、野菜を積極的に摂ったり。健康に気を使うようになってから、風邪をひかなくなりました。

―今回のWhenever上海の特集テーマは「おひとりさま」です。加藤さんはどんなおひとりさまが好きですか？
散歩や買物はひとりがいいですね。時間があればゆっくりと、ひとり旅もしてみたいです。随分昔のことですが、ひとりカラオケの経験はありますよ(笑)。

―では、ひとりで苦手なことは？
ひとりで外食はちょっと…。ファーストフード店にはなんとか行けるのですが、それ以外はほとんどひとりでは行きませんね。自炊をすることも多いので、ひとりでご飯を食べるときは大体自宅に帰ります(笑)。

―今後の目標は？
アーティスト、俳優として活躍の場をもっと広げていきたいですね。中国でも機会があれば、是非またライブをやりたいです。

―最後に、Whenever読者へメッセージをお願いします。
知らない土地、ましてや海外での生活は大変なことだと思います。俺は名古屋から上京しただけでも大変でしたから(笑)。海外でたくさんの刺激を受けながら頑張ってください！俺も頑張ります！

加藤和樹
1984年、愛知県生まれ。2005年に人気ミュージカル「テニスの王子様」で“跡部景吾”を演じ、脚光を浴びる。2006年4月に歌手デビュー、2008年には日本武道館でデビュー2周年LIVEを行った。俳優としての評価も高く、「仮面ライダーカブト」、「仮面ライダーTHE NEXT」、「ホタルノヒカリ」などに出演。2009年3月には映画「恋極星」が公開され、6月発売のシングル「EASY GO」が人気アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN！」のオープニングテーマに決まるなど、各方面で活躍中。